政府の発表は努力目標をだして、それはすぐに問題なく達成できるようなニュアンスばかりなのですが、こちらが知りたいのは努力目標ではなく、成果(結果)です。また、こちらが評価するのも成果であって、いくら努力しても結果がついてこなければ評価は悪くなります。
『我々はこれだけ頑張った』というのをほめることは誰もしないことをわかってほしいです。
緊急事態宣言の特定警戒都道府県の選定基準ですが、見直しが必要ではないでしょうかねぇ…。
感染者数で言うと特定警戒都道府県に入っている茨城県より富山県の方が多いし、死亡者数も茨城県より群馬県と富山県の方が多いです。感染者が一桁の県を除くと死亡者数÷感染者数でみた死亡率は群馬県が唯一10%を超えているという状態なのですが、群馬県も富山県も特定警戒都道府県には入っていません。
何度も書いているのですが国の新型コロナウイルス対策については基準があいまいで非常に分かりにくいというのがあり、特定警戒都道府県についてもその傾向は強いです。
もう少しシンプルでわかりやすい対策にはできないのかなぁ…。どっかの知事のように『総合的に判断』というのは今は悪手ですね。
基準を設けないときの最悪のパターンは「こんなにがんばったから」という努力の結果で判断が流されることです。結果が出ていないのに努力を評価するのはだめなのはわかりますよね。
新型コロナウイルス対策の担当大臣として経済再生相がよく発言をしてますが、この人から経済活動の再開に向けた指針や、活動を停止した企業への対応策などが出て決ませんね。
政府内でだれがどの役割を担っているのかはっきりしませんが、はっきりさせないなら肩書に則した役割は果たしてほしいです。
ラベル:新型コロナウイルス
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