2020年05月06日

知事の評価

新型コロナウイルスの対策についての都道府県知事の指導力、リーダーシップについてのランク付けをニュースなどで見かけますが、比較するための項目が決断力や実行力、情報発信、責任感、都道府県民の支持というなんとなくあいまいな指標ですね。
どう考えても採点する人の好き嫌いが大きく影響しそうです。
私としては、政治家は結果責任だと思っているので、感染症に対する知事としての働きなのですから、感染者数と死亡者数ではないでしょうか。
大体、感染が問題になった当初は、死亡者数を少なくすることが目的で、そのために医療崩壊につながる感染者数を抑えるということをマスコミも言っていたのですから死亡者数と感染者数で評価をしないのはおかしいです。
ちなみに、マネジメントと専門家はこの死亡者数を少なくすることをKGI(Key Goal Indicator、達成目標)、感染者数を抑えることをKPI(Key Performance Indicator、重要評価指標)となどと呼びます。

そういう意味で評価すれば最も高い評価になるのは死亡者も感染者も出ていない岩手県知事で、その次は感染者数が3人で死亡者数が0の鳥取県知事でしょう。岩手県知事は感染者が出ていないのでマスコミが扱わず影が薄くなっていますが、マスコミが扱わないので評価が低いというのはおかしな話ですよね。まぁ、マスコミ的には感染者数が多く、多くの話題を出してくれる知事はテレビの視聴率、新聞・雑誌の販売数に多大な貢献をしてくれるので高評価つけたい気持ちもわかりますが…。
ニュースサイトなどでは、テレビや新聞によく出てくる東京都知事や大阪府知事、北海道知事などの評価が高いようなのですが、この都道府は死亡者数と感染者数が多いからマスコミが取り扱うので目立っているだけで高い評価にはならないと思います。
努力することは尊いと思いますし、努力することを否定することはしませんが、努力よりも明確な結果が数値で出てくるときは結果で評価しないといけないと思いませんか。
そういう意味だと群馬県知事は死亡者数を感染者数で割った死亡率が(実質的に最も)高いので、評価は低くなります。
ただ、総理大臣からの指示待ちで自ら動こうとしない閣僚たちと比べれば、全ての知事はトップとしての役割を果たし、感染者数、死亡者数を抑えているのではないでしょうか。

今年の夏には東京都知事選が行われその中で新型コロナウイルス対策は選挙の焦点になると思いますが、知事としての指導力で投票先を決めるのはちょっと違うと思います。
(おそらく、他の道府県の知事選でも新型コロナウイルスへの対応力が選挙の焦点になると思いますが、努力ではなく結果を見てほしいです。)
おまけ
posted by エンジョイ@群馬 管理人 at 22:00| 群馬 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月05日

努力と成果

新型コロナウイルスに感染しているかを確認するためのPCR検査の拡充が進まず、緊急事態宣言を解除するための目安となる数値が出てこないなど様々な問題が出ています。
政府の発表は努力目標をだして、それはすぐに問題なく達成できるようなニュアンスばかりなのですが、こちらが知りたいのは努力目標ではなく、成果(結果)です。また、こちらが評価するのも成果であって、いくら努力しても結果がついてこなければ評価は悪くなります。
『我々はこれだけ頑張った』というのをほめることは誰もしないことをわかってほしいです。

緊急事態宣言の特定警戒都道府県の選定基準ですが、見直しが必要ではないでしょうかねぇ…。
感染者数で言うと特定警戒都道府県に入っている茨城県より富山県の方が多いし、死亡者数も茨城県より群馬県と富山県の方が多いです。感染者が一桁の県を除くと死亡者数÷感染者数でみた死亡率は群馬県が唯一10%を超えているという状態なのですが、群馬県も富山県も特定警戒都道府県には入っていません。
何度も書いているのですが国の新型コロナウイルス対策については基準があいまいで非常に分かりにくいというのがあり、特定警戒都道府県についてもその傾向は強いです。
もう少しシンプルでわかりやすい対策にはできないのかなぁ…。どっかの知事のように『総合的に判断』というのは今は悪手ですね。
基準を設けないときの最悪のパターンは「こんなにがんばったから」という努力の結果で判断が流されることです。結果が出ていないのに努力を評価するのはだめなのはわかりますよね。
おまけ
posted by エンジョイ@群馬 管理人 at 18:29| 群馬 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月04日

厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部

新型コロナウイルスに感染して、ホテルや自宅で療養している軽症者の社会復帰について、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が解除する基準を新たにまとめ「療養開始から2週間経過を解除条件とし、ウイルス検査は必須でない」と明記した。
これ本気か?
このままだと、発熱や体調不良が続いても、2週間待機すれば社会復帰して、仕事や学校に行っていいということなのか?
厚生労働省の発表資料(URL https://www.mhlw.go.jp/content/000627457.pdf)を確認したのですが、症状の軽快は必須条件になっていないです。
この基準は感染症の専門医(感染症学会)が内容を確認してOKしたものなのか?
そうだとしたら、感染症学会は無能の集団だぞ。
(今回の専門家会議は内閣官房の下に組織されたものなので、この件にはノータッチだと思います。)
内閣官房の専門家会議や厚生労働省の対策推進本部と政府や各省庁にいろいろな対策のための臨時的なプロジェクトが生まれていますが、まさに“船頭多くして船山に上る”といった状態ですね。

フリーアナウンサーの赤江珠緒さんは2週間までではありませんでしたが、お子さんの問題もあり長い間入院せずに自宅療養をしていましたが、あのまま2週間たてば肺炎状態でも社会復帰していいっていうこと?
常識的考えてそんなことをする人は世の中にいるとは思えませんが、厚生労働省の職員はこの基準を頑なに守って職場復帰してウイルスをまき散らしそうですね。
中央省庁の職員というと東大をはじめ有名大学の出身者が多いと思っていたのですが、まさに『神童も二十過ぎればただの人』という感じなのでしょうか…。

真意は社会復帰のためにPCR検査を受ける人の数を減らしたいということと、社会復帰をスムーズに行えるようにしたいということなのでしょうが、この基準はちょっとないですね。本気で感染を抑えようという考えを持っていないんじゃないかなぁ…。

おまけ
posted by エンジョイ@群馬 管理人 at 07:29| 群馬 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする